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新概念の発見と定義: Ourselves Coaching について

更新日:6 日前

2026年5月28日、角井雅子コーチのYouTube Liveに出演し、新概念である「Ourselves Coaching」について話しました。同概念の定義と発見の経緯は以下のとおりです。


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Ourselves Coaching とは?


Ourselves Coaching とは、集団の構成員1人1人が、自分を含む集団(Our group)に対して行うコーチングのこと。心理学や社会学において、集団(グループ)は2人以上から成立するため、Ourselves Coaching が成立する最小単位も「2人」である。



新概念の発見


私たちの人生の多くの場面に、2人または少人数グループの関係性の質が影響します。例えば、恋人、夫婦、親子、きょうだい、同僚同士、上司と部下、ビジネスパートナーなど。特に個人的かつ密接な関係性ほど、様々な要因から「システムとしてのコーチングが機能しづらい」という側面が言及されてきた事実もあります。しかし、人生の多くの場面に影響を及ぼす関係性の場にこそコーチングマインドが必要であり、その機能によって人生の質の向上や周囲への好影響がもたらされることが期待できます。


そこで、既存の概念「セルフコーチング(Self-Coaching)」のSelf(私自身)を複数形のOurselves(私たち自身)に変えることを思いつきました。Ourselves Coachingが成立する場において共有されたゴールに向かう際、集団は「1人の人間」のように機能します。このとき、絶対条件は「共有ゴールに対しては、集団が、まるで1人の人間のように機能するが、各構成員の尊厳と境界線は徹底的に守られている」というものです。


現実的には、例えば、夫婦間で共有している「あるゴールに対しては、2人が一体の存在としてOurselves Coaching が機能」します。同時に、それぞれの「個人としての尊厳や境界線は完全に守られている状態」です。



造語と定義の経緯 ━1つのゴールに対し集団が一体になることのメリット


Ourselves Coachingという概念の発見・造語は、Performance Enhancement Coaching by Dr.Tomabechi & Louis E. Tice™(TICEコーチ)の國見亜希子が行いました。概念の定義は、主に、同じくTICEコーチ/苫米地式コーチング認定コーチの沼田慶幸さんによって行われました。


同概念の発見の背景には、新刊「セルフコーチング原論 ─人生が変わるメカニズムとセルフコーチングの構造的解説」の制作があります。同書は、沼田さんが執筆し、國見が企画/編集を行ったものです。


今回、私たちには「書籍を作る」という1つのゴールがあり、当初は、各自がセルフコーチングを行う中で制作が進みました。制作中は、当然ながら実作業での役割分担や確認、意見の擦り合わせ等を繰り返し行います。


仮に、意見の相違、何らかの誤解、実務的なミス等が発生した際、「1人+1人」という発想が前提になっている場合は、原因究明や責任の追求で終わってしまうことが多々あると思います。このことは、前述の様々なペア(恋人、夫婦、親子、きょうだい、同僚同士、上司と部下、ビジネスパートナーなど)において日常的に陥りがちな状態とも言えます。


一方、Ourselves Coaching(1つのゴールに対しグループ一体)が前提になっている場合は、原因究明や責任の追求だけに止まらず、瞬時に「ゴールに対して今、私たちにできることは何か」という未来思考へのスムーズな切り替えが可能となります。この+α が、OurGroup(Ourselves)のマインドを醸成していきます。



他のコーチングとの違い


セルフコーチングとは|自分自身(Self)に対するコーチング

コーポレートコーチングとは|外部のコーチが、集団・組織(Corporate)に対して行うコーチング

アワーセルブスコーチングとは|集団の構成員1人1人が、自分を含む集団(Our group)に対して行うコーチング



Ourselves Coachingの成立条件


集団の構成員1人1人が


  1. コーチの素養を身につけていること。

  2. 他の構成員を介して全員がネットワーク状に繋がっていること。

  3. 自分自身及び集団内で直接的に繋がりのある人物にとってコーチであり続けること。


「集団全体のゴールの共有」や「コレクティブエフィカシー」は、Ourselves Coachingの成立条件ではありません。Ourselves Coachingが実践されている集団では、結果として集団全体のゴールが構成員1人1人に共有され、コレクティブエフィカシーが形成されます。



Ourselves Coachingの特徴


  1. 集団全員によって自然と共創された抽象度の高いゴールが設定される。

  2. 個人の抽象度が下がっても、集団から離脱しない限り、他の構成員との対話や関わりの中で抽象度が自然に戻る。


Ourselves Coachingの状態にある集団では、先に人が集まり、関わりの中から自然とゴールが生まれます。一方、その他(従来)の集団の多くは、先にゴールがあり、そのゴールのもとに人が集まってきます。このように両者では「ゴールの成り立ち」と「集団の成り立ち」が構造的に真逆になります。


また、Ourselves Coachingの状態では「集団との関わりそのもの」が抽象度の高いゴールを保持する土台となります。よって、その集団の一員として存在し続けることで抽象度の低下は一時的なものとなります。このことが、ゴール実現への過程に起きやすい「手段の目的化」を防ぐため、各々のセルフコーチングの質を高めやすい環境と言えます。



動画資料: Ourselves Coaching ━チームで目指すゴールの実現方法

以下の動画で、より詳しい解説を行なっています。解説動画は ⏯️ 6:21〜18:08 です。



今回は、骨子のみの紹介に終わりましたが、今後、オンラインセミナーで、Ourselves Coaching全体構造と本質的意義について詳しくお伝えしていきます。

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